畑の大根で「おでん」


今夜は屋台風おでんです。「大根は下の方から取ってね」そんなご注文を受けながら、賑やかな夜でした。おでんの具はそれぞれの地域、家庭でも違いますね。是非、話題にして下さい。きっと盛り上がることでしょう。


写真はある日の“屋台風おでん”です



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材料
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--その他-----------
大根      1/2本
厚揚げ     1枚
こんにゃく   1枚
牛すじ(ゆで) 4本
ゆで卵     4個
だしパック   1袋
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砂糖     小さじ1
塩      小さじ1
しょうゆ   小さじ2
酒      大さじ1


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作り方
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①大根、厚揚げ、こんにゃくは食べやすい大きさに切る。大根とこんにゃくには、味が染みるように隠し包丁を入れる。
②大根は、あれば米のとぎ汁で、水から下ゆでする。
③お湯を沸かして厚揚げと牛すじにさっとかけ、残った湯でこんにゃくのあく抜きする。
④深い鍋にだしパックでだしを取り、(A)と具を加えて、大根がやわらかくなるまでコトコト煮る。



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【ポイント!畑で穫れた大根】
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庭の畑で獲れた大根をエレベーター前に飾りました。
細い大根、太い大根、先が割れた大根、さまざまです。
見ただけで「今夜のおでんは、そりゃ美味しかろ~」と
ご入居者。美味しさの演出も大事ですね。

※煮物は冷めるときに味が浸みこみます。朝から作って、
夜食べるときに温め直すとより美味しくなります。



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レシピ提供
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株式会社日立博愛ヒューマンサポート 管理栄養士 山下圭子さん




<プロフィール>
株式会社日立博愛ヒューマンサポート 有料老人ホーム フィランソレイユ笹丘勤務

ホームがオープンして6年間、食事サービス全般に携わる。「食」を通して、人生の大先輩であるご入居者から、季節のうつろいや時の節目を大切にすることを学ぶ。また、高齢になると、思うように噛めない・飲み込めないことに悩む方、体重のコントロールがうまくいかない方が多いのも事実。お一人おひとりにあったプランを提案している。現在は、コンシェルジュグループに所属。
共著に「野崎さんのおいしいかさ増しダイエットレシピ」(分とく山 野崎洋光)