レンジで発酵、カンタンあんドーナツ


電子レンジと夏の気温を活かして、パン作り。
出来たての味は格別で「パン屋さんのあんドーナツより美味しいわよ」とご入居者♪
シャカシャカ振って砂糖をまぶす工程は、思わず童心に返ります(笑)。
このレシピは、料理研究家村上祥子先生に教わったものです。






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材料(6個分)
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牛乳  85ml
バター 8g
塩 1g
砂糖  大さじ1
ドライイースト 小さじ1
強力粉 100g
こしあん 120g
打ち粉、砂糖、サラダ油、各適量


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作り方
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①牛乳とバターを耐熱容器に入れて、電子レンジ600Wで20秒。
一肌に温まったら、塩、砂糖、イーストと強力粉1/3量を入れて、泡立て器で混ぜる。
残りの強力粉を入れて、さいばしでクルクル混ぜる。
持ち上がるようになったら、電子レンジ200W で30秒。
②生地に、ぬれたペーパータオルをかぶせて10分置き、発酵させる。(※)
③生地が2倍に膨れたら、打ち粉をしながら包丁で6等分し、丸めたこしあんを包む。
④サラダ油を150度に熱して、③をきつね色になるまで揚げる。
砂糖を入れた紙封筒に入れて、封筒の口を閉じて、シャカシャカ振ったら出来上がり。

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(※)ポイント!
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発酵が決め手!
生地は、室温の高いところに置きましょう。
生地が倍に膨らむのが目安です。(写真①)
室温が低いときは、耐熱カップに500ml程の熱湯を入れて、
発泡スチロール箱(なければ、蓋がある箱)の中に、生地と一緒に入れるとよいです。


写真①:右が倍に膨らんだ生地


写真②:室温が低いときは、発泡スチロールで


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レシピ提供
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株式会社日立博愛ヒューマンサポート 管理栄養士 山下圭子さん




<プロフィール>
株式会社日立博愛ヒューマンサポート 有料老人ホーム フィランソレイユ笹丘勤務

ホームがオープンして6年間、食事サービス全般に携わる。「食」を通して、人生の大先輩であるご入居者から、季節のうつろいや時の節目を大切にすることを学ぶ。また、高齢になると、思うように噛めない・飲み込めないことに悩む方、体重のコントロールがうまくいかない方が多いのも事実。お一人おひとりにあったプランを提案している。現在は、コンシェルジュグループに所属。
共著に「野崎さんのおいしいかさ増しダイエットレシピ」(分とく山 野崎洋光)