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「健康寿命」をご存知ですか?

健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある「健康ではない期間」を意味し、2013年において、この差は男性9・02年、女性12・40年でした。誰もが最後まで、自分の足で歩き、自分のことは自分で行うなど健康でいきいきとした生活、他者の支援が必要ない生活を送りたいと思っています。

健康に生活できる期間を伸ばすための国の政策とは

今後、平均寿命の延伸に伴い、こうした健康寿命との差が拡大すれば、医療費や介護給付費の多くを消費する期間が増大することになります。疾病予防と健康増進、介護予防などによって、平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、個人の生活の質の低下を防ぐとともに、社会保障負担の軽減も期待できます。2000年にWHO(世界保健機関)が健康寿命を提唱して以来、寿命を伸ばすだけでなく、いかに健康に生活できる期間を伸ばすかに関心が高まっています。国の政策として、「スマートウェルネスシティ」プロジェクトという取り組みがあります。スマートウェルネスシティとは、健康で生きがいがある状態を「健幸」とし、歩くことを基本とした健康づくりを行うまちのことです。新潟県見附市、新潟市、三条市、福島県伊達市、岐阜県岐阜市、兵庫県豊岡市、大阪府高石市など7市が、内閣府から総合特区に指定されるなど、国をあげてこのプロジェクトに取り組んでいます。そしてその方法として「健康ポイント制度」が導入されています。運動したり、健康診断を受けたりすることで、ポイントを受け取り、商品券などに交換できる制度です。その他にも健康寿命を伸ばす取り組みは各都道府県、自治体ごとにあるようなのでお問い合わせされてみてはいかがですか。ちなみに福岡県内では宮若市が導入されています。

医療費削減が政府、地域の共通課題となった今、国民の健康寿命をいかに伸ばすか、市民をいかに健康づくりに誘引するかが重要なテーマとなっています。今は若いし、健康云々の話なんて…などと悠長なことを考えていてはいけません。高齢化社会は国民全体の問題なのです。