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インタビュー

女優・タレント  原 千晶さん

さまざまな苦難を乗り越え、女優、タレント、そして働く女性として輝いていらっしゃる原千晶さんに、編集長上田が直撃インタビュー!


原さんの講演会では、大勢の参加者も、貴重な体験談を聞き逃すまいと真剣そのもの!

芸能界に入ったきっかけは?

 小さい頃はピアノの先生や看護士さんなど、子どもらしい普通の夢を持っていました。しかし高校を卒業した頃、『浅草橋ヤング洋品店』通称『浅ヤン』というテレビ番組が大流行していて、この番組のなかで素人参加型のオーディション企画があったことや偶然私の周りにモデルの友人がいたことなどもあり、次第に芸能界に興味を持つようになりました。

 芸能界といってもアイドル、歌手、女優など色々なジャンルがありますが、自分の特徴である身長を活かせるモデルになりたいと思い、友人のアドバイスでモデル事務所にプロフィールを送ったところ、その事務所に所属することができました。そして様々なキャンペーンガールのオーディションを受け、幸運にもクラリオンガールに合格しました。私自身合格できるとは思ってなく、神がかっていましたね(笑)。


参加者からの質問に気さくに答えてくれました。

途中で挫折などありましたか?

 20代後半ぐらいから仕事も減り、この先どうなるだろうという不安や焦りはありました。若い新人はどんどん出てくるし、上を見ればきりがないぐらい先輩方もいて…。そんな不安が膨らみ、ついに私の中で気持ちが処理しきれなくなり1年間仕事をお休みしました。そしてリフレッシュも兼ねて、元々興味のあったアロマの資格をとりました。

 一年の休養で気持ちの整理もつきもう一度頑張ろう!と決意した矢先、予期せぬ子宮頸がんが見つかったのです。今年44歳になりますが、これまでの人生でその当時が心身共に一番辛かったですね。突然の告知は私もショックでしたが、それ以上に母を悲しませてしまったことになりました。そして調子が悪くてもすぐに検診に行かなかった自分を悔やみました。

気分転換の方法を教えてください

 お酒が好きなので気の置けない友達と飲みに行ったり、自宅で家飲みしたりします。アロマも普段の生活の中で気分を変えたい時に焚いたり、スプレーしたりします。でも今は何と言っても最近始めたミニチュアフード!樹脂粘土という特殊な粘土を使って卵焼きや、目玉焼き、ラーメンやパスタ、ハンバーグなどを作っています。簡単に説明するとレストランにある食品サンプルのミニチュア版です。小さくて可愛い!すぐにファンになりました。もともと手先を使う細かな作業が好きで、嫌な事を忘れて没頭できるのでそれが今一番のストレス解消法ですね。『浅草の道具街』、『かっぱ橋』に食品サンプルを見に行くのもすごく楽しいです!

これからの夢を教えてください

 ミニチュアフードの資格をとり、もっともっと広めていきたいです。そして、ミニチュアフードは近年、海外の方にも人気があるので講師として海外に行き世界中に広めたいと密かに思っています(笑)。

女性たちへメッセージをお願いします

 私自身、若い頃は、あれもしたい!これもしたい!と欲張りな面もありましたが、病気を経験し、仕事をしてきて思うのは自分が一生のうちにできることってもしかしたら決まっているんじゃないかと感じています。その中でどこまで精一杯やるか。私は「がんばる!」ということの意味合いを少し変えてみたら自然体でいられるようになりました。

 社会で活躍する女性は色々と大変ですが、時間や経験が自分を成長させてくれます。自分らしくできることを精一杯やってほしいです。

大病を乗り越え、自分らしく自然体で仕事をされている原千晶さん。そのお人柄から優しさと強さを感じました。とても気さくで明るく、笑顔からは女性が抱える悩みや不安を乗り越える勇気をいただきました。