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インタビュー

田川慈恵病院 田中真理子院長

生き方、ワークライフバランス、美と健康の秘訣について 田中真理子院長に、弊紙編集長上田が直撃インタビュー!

先生が医師を目指されたきっかけは?

「学生の頃は、航空関係の仕事を目指していましたが、父が精神科医だったこともあり、「医師の仕事はやりがいがあるぞ。医師になる勉強をしてから他の職業を目指したらどうか」というアドバイスがあり、医学部に進学することにしました。父からは「医者は、病気を診るのではなく、その人の人生そのものを診るものだ」という言葉をもらい、医師という仕事の奥深さ、患者さまに寄り添う仕事のやりがいを感じています。」

ワークライフバランスの面で困難を感じられたことはありますか?

「まだ、こどもが小さいので、常に悩んでいます。いま熱出ると困るなぁとか、色々と気がかりです(笑)。2年前に病院内に保育所を作りました。当院のスタッフの8割が女性で、看護師、栄養士など多くの女性が活躍しています。女性が働きやすい環境を作りたいと思っています。」

先生のご趣味やストレスの解消法をお教えください。

「私のストレス解消は、自然の中でリフレッシュすることなんです。こどもが生まれる前は、夫とゴルフに行ったりすることで気分転換できていましたが、しばらくゴルフは難しいかな〜。色々な仕事の悩みや子育ての悩みは、夫に話すようにしています。私がいうのも何ですが、夫は聞き上手なので助かってます(笑)。」

これからの夢など?

「そうですね、やはり地域とのつながりを大事にして地域の方々に喜ばれる病院としてがんばりたいですね。親しみやすいピンクの車で訪問看護も始めました。これからの高齢化社会で介護する家族のケアも必要かと思います。認知症予防や睡眠改善、ストレスケアに「香り」の効能が注目されています。筑波大学の統合生理学の先生と「樟脳(楠)」を使った商品を研究開発する計画があり、楽しみです。私が子育て中ということもありますが、育児の悩みでも気軽に病院にきてもらえたらと思います。精神科は敷居が高いと思われていますが、受診をしたら必ず病名診断される訳ではありません。私自身、心の専門家として患者さまの人生に寄り添う医療人として、使命を全うしたいと思います。そのためにも、自分の健康管理、家族の健康管理には出来るだけ気を配っていきたいと思います。」


院内にはウィッグリング・ジャパンの支援型自販機も設置していただいております。

医療法人 恵和会 田川慈恵病院

●診察時間/9:00~12:30  13:15~17:00
●休診/土・日・祝日
●診療科目/精神科、神経科、内科、リハビリテーション科
●所在地/福岡県田川郡福智町弁城3552
●交通/平成筑豊鉄道「金田駅」より徒歩15分。
    九州自動車道「八幡IC」より車で20分。
●お問い合わせ/0947-22-1887

語り口もソフトで、とても優しい真理子先生。体の不調、心の調子など、なにか不安なことがあれば、先生に相談してみてはいかがでしょうか。ほんのちょっとした変化を感じたら、早めの受診をお勧めしますとのことです。「時間管理」と「体調管理」の両立で、ワークライフハッピーを目指したいですね☆










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